生きております

もうすぐ破産宣告すると決まっている会社に毎日通うほどバカらしいものはないワケで。


全てを放棄して「逃避」した社長。
つまりは、そういうこと。
もう会社の経営状態は取り返しの付かない事になっていた。


だから、本来なら社長が被らなければならない全ての事を、
残された社員・取引先がそれこそ七転八倒しながら受けざるを得ないでいる。
本当に、本当に、言葉では表せないほどの過酷で辛い毎日だった。
ぐるぐる色んなこと考えて眠れない夜が続き、
心労でホルモンバランスが崩れたのか、生理は遅れるし、情緒不安定にはなるし。
身体って自分で思ってるよりずっと正直なんだってこの歳で初めて知った。


「遺書」らしきものが残されていた。
家族と社員(ワタシ個人にも)に宛てたもの。
その中には『5本ほど保険があるのでそれでなんとか・・・』
みたいな事が書かれていたけど、諸事情でそれを請求する事すらままならず、
会社存続のための資金にするのは不可能だった。
自分が死ねば保険が入ってなんとかなると思っての事だったんだろうけど
ホント、最後の最期まで考えが甘くて無責任な社長だよ・・・
故人を悪く言うもんじゃないってわかっていても
こんだけ苦しめられたら出るって、実際。


奥さんは経営には全くタッチしておらず、
「何もわかりませんから・・・」と言って早々に弁護士を立て、相続を放棄した。
ったく、夫婦揃ってやってくれるよな。
憤りを通り越して呆れたよ、ハッキリ言って。
ワタシの旦那も春から自分で仕事を始めたけれど、
もし関係各位に迷惑をかけていたのを知ったなら
「何にもわかりません」「全て弁護士に任せました」なんてとても言えないけどな。
まぁ、奥さんにとっては顔も見た事ない人達がどんなに苦しもうと痛くも痒くも無いって事か。


社長はワタシの父と同じ歳で、ワタシと同じ歳の娘がいる。
通夜・告別式で目にしたその姿は、ほんの一ヶ月半前の自分と重なった。
・・・でも、事情がかなり違う。
父親が自殺で亡くなるって、どう言う心境だろう。
しかも色んな人達に途方も無い迷惑を掛け、それを背負いきれずに自ら死を選んだ・・・
娘としては本当にやり切れないだろうな。
一生を費やしても昇華出来ない悲しい事実だろうな・・・


なーんか、とりとめもなく書いたけどまだ頭ン中とっちらかってて上手い事いきません。
とにかく大変ってーことよ。うん。


aoi様、きなこ様、驚かせてしまってゴメンナサイ、
そして心配してくださって本当にありがとうございました。
ようやく食べて寝て飲んで(笑)元気を取り戻していますので、もう大丈夫です!

そして(多分)来月からは無職ですっ!!!(てか、専業主婦?!)
待ってろ、ハローワーク!!