ハマる

久々にアニメでも見ようと思ってTSUTAYAへと足を運ぶ。
前から気になっていたのがコレだったのだけど、いつもレンタルされていて借りれないでいたのだった。
先日ついに巻之壱をレンタル!
DVDのジャケットを見る限り、「COWBOY BEBOP」っぽい・・・?と思っていたんだけどビンゴー!でした。監督が渡辺信一郎氏ですもの。やりー(笑)
COWBOY BEBOPはストーリーや映像もさることながら、音楽もオープニングから挿入曲までジャズで(当時、色んなテレビ番組のBGMで使用されてました)全体的にシブい作りなんで、ルパンやコブラを連想させるオトナのアニメって感じが大好きだった。
サントラも買ったし、劇場版も観に行きましたとも。
それに比べてこのサムライ・チャンプルーは、主人公達が若いのと、音楽もHIP HOPがベースなこともあってか一見若者向きなのかと思えば、見るうちにそーでもない事が分かる(笑)
江戸末期と思われる時代の三人の主人公の道中記なんだけど
「この物語はフィクションであり、時代考証に誤りがある場合があります」
「・・・が、ガタガタ言わねーで黙って見やがれぃっ!」
てな感じでいきなり冒頭始まります(笑)
主人公のムゲンやジン・フウは破天荒だけど、はっきり言ってアニメにはありがちなキャラ設定だ。
ところがどっこい、ストーリーや脇を固めるキャラクター達がひと癖もふた癖もありありでw 画面の隅々まで、台詞のひとつまで見逃せないし聴き逃せないのだ。
明らかに「用心棒」を思わせる脚本もあったり。「菱川師宣」があんな役どころで登場したり。ゲイのオランダ総督が悩んでいたり(笑)
んー日曜の朝やゴールデン枠でのオンエアはやはり無理かとw
剣の達人の二人が悪者をばったばったと斬っていく痛快さがベースになっている一方で、
現代にも置き換えられる社会問題も織り込まれている。・・・なんて書くと仰々しいけどw
とりあえずガタガタ言うヒマも無いくらい面白い!!ので、ひと様におススメできる作品です。