訃報

まず、ポール牧さん。ご冥福をお祈り申し上げます。
ちょっと時間経ってしまいましたが、高田渡御大。
フォーク界の「国が認めない人間国宝」。なぎら健壱の師匠としても知られた(?)御方であった。
ワタシは旦那に教えてもらって聴き始めたのだけど、イイっすよ〜。
イメージ的に「フォーク」とはジャンルが違うような気がする。
あの時代にフォークギター持って歌っていたら全部そう呼ばれちゃったんじゃないだろーか(笑)
確かに一見、反戦や世相を風刺した内容に聞こえるものの、
ユーモアを織り交ぜながら語られる歌の世界は、人間の生活上での「わびさび」。
思わず顔がニヤリとなっちゃう歌詞だけど、聞けば聞くほどに奥深い。
生きて行くうちに知らず知らず身に付いてしまった色んなシガラミを一枚一枚脱ぎ捨てて、
真ん中に残った素朴な自分を思い出させてくれるような、そんな歌の数々。
それは高田氏自身が実に朴とつで、そういう生き方をしてきた人だったから書けた詞なのだろう。
ギターテクニックも当時のフォークシンガーなんて目じゃないくらい素晴らしかったんですよ、あのオジさんw
あぁ・・・一度ライブで聞いてみたかったなぅ。一生の不覚!!
まさに北海道ライブツアー中の急逝でした。どうか、安らかに。。。
よしっ、追悼記念でDVD買っちゃおーっかな!!

嘘のような本当の話(2)

嘘のような本当の話(2)

これと共に(笑)